ブレスワークとは
呼吸とは
古代からインドで体系化されたヨガや仏教の各種瞑想法、また中国のタオイズムでも、呼吸は命の源、生きるエネルギーとして注目されてきました。
漢字の「息」は、「自ら」の「心」と書き、日本語の「いのち」は、「命=い(き)のち(から)」を語源としています。呼吸をすることは、生きることと直結しているのです。
たとえば、深く正常な呼吸は、消化や新陳代謝の向上、自律神経やホルモンのバランス改善、心臓病や高血圧の緩和など、私たちの体にさまざまなメリットをもたらします。
近年では、心理学や医学の発展につれ、呼吸がメンタル面に及ぼす効果(リラックス、ストレス解消、うつ病の克服など)も大きく注目されてきています。
体のすみずみまで、酸素とともに生命エネルギー(プラーナ)、または氣が行き渡るように循環させていく。まずは一つ一つの呼吸を丁寧にしてみることから始めましょう。
セッションの様子
一回のセッションは、1時間半~2時間ほどの時間を有します。グループセッションの場合は、30分ほど、簡単な瞑想、ストレッチやヨガなどで体をほぐして楽にさせます。個人セッションの場合も体をリラックスさせた後、なぜセッションを受けようと思ったのか、今の体や心の調子などをヒアリングします。また現在の呼吸のチェックを行なったりもします。
その後 1時間ほどのブレスワーク・セッションを行ないます。参加者の方は、楽にして、音楽とガイドに合わせて、ふだんより早いテンポで呼吸を続けます。最後に、感想を書き留めたり、伝えていただき、終了です。セッション後は、どうぞ予定を詰め込まず、なるべくゆっくりお過ごし下さい。