セッション前に必ずお読みください
対面・オンラインいずれもセッションに参加される前に、必ずお読み下さい。
<準備>
- 一回のセッションは、およそ2〜3時間です。導入や統合(インテグレーション)の時間も含みます。集中しなくてはならない仕事や走り回る必要のある予定が直後に入らないよう、スケジュールを工夫して臨んで下さい。
- 食事をしないか、軽食にとどめ、お腹がいっぱいでない状態で臨んで下さい。満腹だったり、消化にエネルギーが取られてしまうと、ワークに集中できません。
- 楽な服装で、落ち着いて、集中できる場所を確保して下さい。布団やベッド、ソファの上など、仰向けで横になれるところがいいでしょう(寝てしまう可能性の高い方は、座ってやってみましょう)。枕を使っても構いませんが、あまり高いものだと、喉がつぶれて呼吸が入りにくくなる可能性があります。膝下に布団やクッションなどを置くと、腰まわりが楽になるかもしれません。寒い方は、ブランケットなどを上にかけて頂いても結構です。
- 他にも目隠し(タオルや手拭いでも)、ティッシュ(涙や鼻水が出てきた時のため、また痰を拭ったりするため)、お水の用意、筆記用具などがあると良いでしょう。
- 多少、動き回っても、ぶつかるものがないよう、スペースを十分確保しましょう。特に頭の近くは注意しましょう。
- ブレスワークのセッションには、大きな音量で音楽がクリアに聴きとれることが、とても大切です。オンラインセッションに参加される方は、パソコンやスマホから流れてくる音は、なるべく高品質のヘッドホン、イヤホンを使ってお聴き下さい。外部スピーカーをご利用の方は、大音量を出しても周りの迷惑にならないよう注意しましょう。
- 携帯の電源はなるべくオフで。ないしはアプリの通知などはオフにしておきましょう。とにかくリラックスして、快適に、誰にも邪魔されず、集中できる環境を工夫して作って下さい。
- オンラインセッションにはzoomを使います。初めての方は、こちらのサイトなどを参考に、アプリのダウンロードをしたのち、周りの方にサポートをお願いするなどして、必ず接続確認のテストをお願いします。また外部スピーカーへの接続確認、ミュートやコメント(private message)のやり方も確認しておきましょう。
- ブレスワークのセッションでは音楽がとても大切な要素になります。オンラインセッションに参加される方は,インターネット回線は、なるべくデータ量が多い方が安心です。安定したWIFI回線、またはなるべくモデムやルーターに直接つないで、安定した回線を確保して下さい。
- オンラインセッション中、音声はミュートで。ビデオはオンにして呼吸している姿が見えるようにして頂けると、ガイドに様子が伝わってありがたいです。ただ抵抗がある方は、オフにしておいていただいて構いません。
<セッション中の注意点>
- 身体的な変化:手足や顔、全身がつったような、動かなくなるような感覚を味わうことがあります。これはセッションでは当然のことなので、どうぞびっくりなさらずに。痺れや攣りのようなものを感じた時も、そのまま循環呼吸を緩めず、続けましょう。あまりにも痛さや怖さが我慢できない場合は、呼吸を緩めていただいても構いません。また途中、寒くなったり、熱くなったりする方がいます。身体に起こる変化は実に様々ですし、毎回異なります。
- 精神的な変化:怖さや悲しみ、絶望や恐怖など、様々な感情を味わう方もいますが、これもブレスワークにおいてはごく自然なことです。これは呼吸を深く早く行なうことで、普段、論理的・合理的に考えている脳意識の活動が弱まり、逆に直感や感情を司る脳機能が活性化されることによります。
- 普段、味わないような感情が出てきた場合も、それを呼吸とともに感じきるようにしてみましょう。悲しみを感じ泣きたくなった方は、大声で泣けばいいし、怒りがこみ上げてきた方は、床を叩いたり足踏みしたりして、そのエネルギーを発散するように動いたり、声を出したりすることを奨励します。
- あまりにも辛すぎてパニックになってしまうと判断した場合は、呼吸を緩めたり、対面セッションの場合は、手を上げガイドに声をかけたりしましょう。オンラインセッションの場合は、zoomのプライベートメッセージ機能をお使いください。
- 涙や笑い、叫び声や意味不明の音など、自分でもびっくりするような感情表現が出てくることもあります。また体が自然に波打ったり、全身を動かしたくなる場合もあるでしょう。どうぞセッションを受ける部屋のスペースの範囲内で、ご自分の呼吸が連れて行ってくれる旅を存分に味わってみて下さい。
- どのセッションも、いい悪いは判断できません。大声で泣いたり、体の痛みがすっかり抜けたりするのが、いいセッションとは限りません。じっと静かに呼吸していてまるで眠っているだけのような方でも、内側で大きな気づきを経験される方もいらっしゃいます。全てのことは外側からは判断できませんので、見た目の派手さにとらわれないようにしましょう。
<参加を控えていただきたい方など>
以下に該当する方は、参加を控えていただいています。ご自分が当てはまらないか、必ずご確認いただき、自己責任の上、セッションに臨まれてください
- 精神障害などで、治療や投薬を受けている方
二重人格、統合失調症など。さらに精神的な理由で入院経験がある方、自殺未遂の経験がある方は、かかりつけの心理セラピストや精神科医がいれば承認を得ること。またセッション中にパニック症状が出た時などに、電話でコンタクトが取れるサポート体制を整えてからの参加をお願いします。 - 脳や心臓、そのほかの疾患
脳梗塞など脳の病気、コントロール不能 ( 重度 )な高血圧、心筋梗塞などの病気、末端の血管が詰まりやすい病気、てんかん、骨粗鬆症、血液を薄める薬を飲んでいる方。また喘息の方は参加いただけますが、吸入器を手元にご用意ください。 - 目︎の病気
網膜剥離、緑内障などを患われている方。また3ヶ月以内に手術をされた方。 - その他の精神や身体の疾患
ブレスワーク中に体を動かしたくなる場合がありますので、大きな傷がある方はお控えください。また恐れや不安、心配などが強いパニック障害の傾向にある方は、呼吸を緩めに行なうなど工夫が必要です。必ずガイドにご相談ください。 - 妊︎婦さん
妊娠初期、後期の方はご遠慮ください。安定期の方は大丈夫です。
<セッション後について>
- セッション後は、普段以上に水分を補給、睡眠をよくとる、栄養価が高く気分が安定する食事をいただくなどを心がけましょう。なるべくすぐにスマホをチェックしたり、頭を使う作業に没頭したりしないように。
- セッション中は、思いもしなかった過去の感情やトラウマが立ち現れたり、説明できないような感情や感覚を味わったりする方も、いらっしゃいます。なるべくゆっくりと過ごされ、どんな感情も受け止めるよう、自分に思いやりを持って過ごされることを、おすすめします。信頼する家族や友人、カウンセラーに、胸の内を共有するのもいいでしょう。
- さらにセルフケアの一環として、できるだけ自然の中で過ごす、一人だけの静かな時間をとる、こみ上げてきた思いを書き記す(ジャーナル)、アートに表現するなどを心がけましょう。
- セッションの気づきを元に、突発的な決断をしたりしないよう。最低でも1週間は時間をとることをおすすめします。
- セッション後にガイドに話したいこと、相談したいことなどがあれば、どうぞいつでもお気軽にお願いします。
では対面・オンランインセッションでお会いできるのを楽しみにしております。