さて助産師に復帰した今、改めて思うのは、ブレスワークがお産に似ているということです。
ブレスワークをガイドしていると、お産のお手伝いをしている時と同じ様な精神状態になることがあります。
うまく説明できないのですが、コントロールを手放し、恐れを超えて、呼吸にすべてを委ねることで、潜在意識の奥から何かが引き出されてくるブレスワークは、陣痛への抵抗を手放し、身を委ねていくことで新たな命が誕生することととても似ていると思うのです。
また妊娠中、お産中、育児中には思うようにならないことが多々起こります。
「命の営みは、人智を超えて、予測できないことが起こる。
だから、自分自身ができることを全てやったのなら、あとはリラックスして、深く呼吸して天と赤ちゃんにお任せする。命の流れに身を委ねる覚悟」
のようなものを持つことが、この時期を味わい尽くすコツのように思うのですが、みなさんはどうですか?
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