ホロトロピック体験その3

Jun 01, 2023

こんにちは。 ガイドのHIROMIです。
先日 5月25日〜28日 ホロトロピック・ブレスワークの3泊4日のリトリートが開催されました。

私は3回目のホロトロピック・ブレスワークの体験でした。
私の主観的な印象や体験ですが、貴重な経験ですのでシェアさせて頂きますね。

今回はなんとポーランドからシニアのファシリテーターTOMEKが来日しての、しかもダブルセッションという事で、どうなるのか?想像できないくらいの特別感満載の企画でした。

千葉内房のビーチサイドの宿泊施設を丸々一棟貸し切ってのプライベートな空間。
じっくり自分の内側に入っていく、神聖で深遠な意識の旅。

海外から、わざわざこのリトリートのために来た方も数人いらっしゃった。
ヨーロッパではブレスワーク、特にホロトロピック・ブレスワークの需要は大きい。
それほど、自己解放や自己成長に大きな効果があると多くの人に知られている。

今回は、そんな本場の「呼吸マニア」のエネルギーが融合した、普段とは違う空気感のスペースで、言葉を超えた”共感”と”体感”と”繋がり”と”宇宙の思し召し”を経験してきました。

今も尚、その繋がりの感覚が、心と魂と肉体にプレゼンスしています。

この感覚こそがまさに”ONENESS”なのだと感じています。

 初日の夜、通常ブレスワーク・ジャパンで行っている1時間のセッションをガイドさせて頂きました。
ブレスワーク自体全く初めて!という方が3人もいらっしゃいましたので、とにかく呼吸と音楽と意識に集中してもらうようガイドしました。

無意識にホロトロピックのエネルギーを受けていたのか、いつもより言葉数が少ないガイドになっていました。

でもやはり呼吸する人(ブリーザー)は美しい。性別、年齢、国籍は一切関係ない。
命があって呼吸をしている方々!これこそ”究極の命の営み”それ以上に尊い事など何一つないと感じます。

吸って吐いて、、、吸って吐いて、、、
これだけのシンプルな事が最高にパワフルで、強烈な命の源で、無限の可能性と繋がりがそこにあるのを感じます。

いつもより早く感じる1時間のセッションでした。
私自身もクラクラするほど、その場のブリーザーと共にひたすら呼吸をしていました。
期待も欲求も抵抗もない空っぽだけど、満ち満ちているような感覚のセッションでした。

あとから It was beautiful...と体験を伝えて下さった方がいて、日本語でセッションをしたのに感じて下さったんだ〜とガイド冥利に尽きるお言葉をいただいて感謝でいっぱいでした。

翌朝、いよいよホロトロピックセッション1回目が始まりました。
私も最初の1時間は、ファシリテーターの補助に入らせてもらいました。

音楽がスタートすると、すぐにアクティブに動き出す方が数人いました。
海外でブレスワークを経験されてる方はアクティブで動きも大胆です。
日本人はシャンティーで表現が控えめな国民性だな〜っとつくづく感じました。

普段、呼吸を見ていると、その人の人生の縮図のように感じるくらい、その方の日常のパターンが呼吸にでますが、今回はインターナショナルな場でしたので、国民性の明らかな違いが浮き彫りにでて、とても興味深かったです。

セッション前にファシリテーターが「screaming」叫び声は大丈夫か?っとしきりに気にしていましたが、「私は大丈夫大丈夫」と何度も返していました。セッションが始まって、ようやく「あ〜この調子なら叫ぶ人はバリバリいるわ」となぜ気にしていたか?がわかりました。
叫び声でポリスが来た事があるそうで、screamingを気にしていたようです。

日本でのセッションで叫ぶ人は殆どいないのですが、海外では珍しくないようです。
表現がそれだけ自由なんだな〜っと、、、。
日本人は無意識に人目や周りを気にする習慣が身についていすぎる!国民性レベルで染み付いているんだな〜っと改めて感じました。

やっぱり呼吸はすごい!国民性まで映し出す!と実感しました。 


午後のセッションは、ブリージングは日本人の方が殆どで見た目の大きなアクティブさはなかったけれど、皆さん、意識の探検を深くしていらっしゃる光景でした。

私は夕食の支度があったので、その場を離れましたが、セッション後の皆さんの「お腹すいた〜」という顔で食堂におりて来られた姿をみたら「あ〜思いっきりdiveしたんだな〜」っと感じました。宇宙への意識の旅をしっかり支えるように願いを込めて玄米と地元野菜のディナーを作りました。

いつも思うのですが、セッションの後ってめちゃくちゃお腹すきません?
寝て息してるだけなのに、、、めちゃくちゃ腹ペコになるのはなぜかしら?笑😂
きっと、意識は遠くまで旅しているからでしょうね〜💛

そして夜のシェアリングサークルがこれまた素敵でした。屋上(外)で開催したのです。
海の波の音を聞きながら夜風にあたりながらのシェアリングは、忘れられない光景になりました。皆さんの顔が赤ちゃんのように純粋で繊細に私の目に写りました。
力が抜けて潮風の心地よさに身を任せて、仲間たちの経験をじっくり丁寧に聞き入る。

素敵な時間でした。

そして3日目の朝
2回目のセッションが始まります。
私はなんと、急遽ブリージングさせて貰うことになりました。

今回はオーガナイザーに徹してブリージングはしない!と決めて臨んでいましたが、ガイド仲間で今回お料理のお手伝いをしてくれているKAORIちゃんが「私は昨日のブリージングで十分満足したから今日はHIROMIさんブリージングしていいですよ」といってくれた。今までなら「いや大丈夫」といって一度決めた事を遂行してきたが、KAORIちゃんの器の大きさが私を解放してくれて、甘えて彼女の愛を受け取る事ができた。これも大きな私の変化。

ブリーザーとして会場に入るとワクワクした。
”棚からぼたもちブリージング”なので、嬉しさも一際だった。
シッターは人生の大先輩77歳のCHOさん。優しくてチャーミング。そして主観だが宇宙人的要素を感じるお方だ!
CHOさんが「何かリクエストはありますか?」と聞いてくださった。
私は「いえ、多分放っておいてくだされば勝手にあちらに遊びに行くと思います」と答えた。私は放任で育ったので放ったらかしが一番心地いい。

そして横になってふかふかのマットの上で、大きく深呼吸をした。
吐く息で骨が沈むような感覚があってなんだかホッとした。
ここ数日睡眠不足だったから、午前中から横になれるだけで幸せだった。

ファシリテーターが、セッション前に1組1組コネクトタイムをとりに来てくれる。
ファシリテーターMAYOが私とCHOさんペアのところにも来てくれた。
そして「今の気分は?」と聞いてくれた。

そう聞かれて自分の気分を感じてみた。
そうしたら、、、突然涙がどっと出だした!
ファシリテーターMAYOがどうしました?と聞いてくれた。
私は涙で息が引きつりながら「ありがたい」という言葉が口から出た!

KAORIちゃんへの感謝、CHOさんへの感謝、MAYOちゃんへの感謝、
ブリージングさせてもらえる感謝、この場に居る事への感謝、
このリトリートをやろうと声をかけてくれた事への感謝、
ファシリテーターTOMEKへの感謝、参加者全員への感謝、、、、、
その瞬間のありとしあらゆるものへの感謝が湧いてきて涙があふれた。

そしたら、ファシリテーターMAYOが耳元で「音楽が鳴っていなくても、もういつでもジャーニーを初めていいよ」っと言ってくれた。
その言葉で「あ〜私のジャーニーはもう始まってるんだ」とわかった。
そして横になって一足お先に私のジャーニーの船に乗り、ゆっくり呼吸のオールを漕ぎ始めた。

歓喜と共にゆっくりゆっくり深く大きな呼吸をしていると体が勝手に動き出した。
手足を大きく動かしストレッチしながら呼吸をするのが心地いい。
心地よさに任せて何も考えずに心のまま体が勝手に動く、心と体が一つになっていく、、、それだけでも充分なほど幸せだった。

そして音楽がなり始めた。
一曲目がスタートして直ぐに母が出てきた。それと同時に母への思いが出てきた。

私は母に嫌われているとずーっと思い込んできた。
わがままな私を母は”厄介な子”と思って嫌がっていると無意識に感じていた。
大人になって様々なメソットでそのことは扱って解消していたと思っていた。
が、その時「大事にして欲しかった」という気持ちが込み上げてきた。
母に愛されている事も知っていた。が、大事にされた記憶がない。
褒めてもらったり、いい子ねと言ってもらったり、偉いねと言ってもらった記憶がない。
私が他人から褒められると「人の言うことは半分に聞きなさい」と自惚れないように忠告した。それが母の愛の表現だと大人になった今の私は理解できるが、子供時の私は頭を撫でていい子いい子して欲しかった。抱きしめて大好きだよ、偉いね、頑張ったねと褒めてキスして欲しかった。

そんな母への思いが溢れておいおい泣いた。
その私の中にある「大事にして欲しかった」を感じて感じて感じていると、、、
今度は主人が出てきた。主人にも同じ思いが混在しているのがわかった。
主人は私をとても愛してくれている。それは知っているし感じている。
しかし大事にされている感を感じられない。勿論一方的な私の知覚だ。
だけどこの「大事にして欲しかった」という思いが母が亡くなった後に主人に投影していたのだ。あ〜おんなじだ!思いが成仏しないと相手を変えて現れるのだ!
そして「大事にして欲しかった」を更に感じて、感じて、感じ切ってあげた。

その間相変わらず、体は勝手動いてストレッチを続けている。
色々な体勢をとりながら呼吸しながら感じ切っていく。

3時間という時間が焦らずゆっくり丁寧に私の内側にある物と向き合う事の余裕を私にくれる。「大事にして欲しかった」を自分の一部として感じ切きってあげた。
だんだん薄く弱くなって去っていった。どうやら成仏したようだ。
それと同時に体が随分ゆるんで柔らかくなっていた。

いつもブリーザーに「玉ねぎの皮を剥くように意識の探検をしてください」と言っているがまさにその通り、その後いろんな感情が出てきて、一つ一つ味わって呼吸してストレッチして、また味わって呼吸してストレッチして、、、心と体を自由にやりたいようにしてあげて、呼吸の流れに身を任せて、、、それを繰り返した。

多分沢山の何かが成仏していった。
成仏したので何が去って行ったかあまり覚えていない。
とにかく浮上しては感じ切って、、、去っていき、、、を繰り返し、、、
体はまるでストレッチダンスしながらそれを楽しんでいた。
意識も体も軽く柔らかくなっているのがわかった。

どれだけ時間が経ったかわからないが、最後の方に未来のビジョンも見えた。
5年前セッションでみたビジョンが今現実化しているから、きっと今回みたビジョンも現実になるだろう〜。
それは北欧の大きな大きな人が私を包んでくれていた「大事にされている」安堵な感覚がした。ふわ〜っと心が満たされた。私はどうやらこれから外国に行く事が増えるようだ。そんな予知夢のようなビジョンが見えた。

自分を幸せにする事を許した感じがした。

そして、その私は一体どこにいるんだろう〜っと自分で自分に「私はどこにいるの」「where am I」「私はどこにいるの」と問いかけた。そしたら目の前に海が広がった。

今朝散歩した時に見た海だ!

あ〜私は海!海なんだ!
そして、私は空だ!空なんだ! 
そして、私は山だ! 山だ!
そして、私は木だ! 葉っぱだ! 石だ!、、、、、

あるとしあらゆる物が私だ!私なんだ!と感じた。

またもや涙があふれて、、、あふれて、、、、

言葉では表現しきれない”全ては私”という感じ。

全てが一緒”あなたも私もない”みんなおんなじ感じ。

その感じを感じるだけで涙が止まらない。

3回目のホロトロピック・ブレスワークの経験だったけど、多分初めてホロトロピックの良さが頭ではなく体感で感覚でわかった気がする。なぜ、3時間なのか?なぜシッターがいるのか?音楽の構成もセッティングも全て理由がある。意味がある。厳粛なルールのもとに成り立つセッションがホロトロピック。「これは本当に治療になるわ」と感じた。
これを続ければ必ず心はいい方に向いていく!かなり確率が高い治療法でもあり、改善法でもあり、進化法でもある。と感じた。

HOLO=全体性 TOROPIC=〜に向かって Holotoropic=全体性に向かっていく

確かに私は全体性に向かっていくのを感じた。今でも感じている。

3泊4日のホロトロピック・ダブルセッション・リトリート

インターナショナルな2ヶ国語での進行とアジアやヨーロッパからのゲストをお招きして開催した意識の大海原への呼吸の旅。

みなさん、ふか〜く、ふか〜く、潜って、潜って、感じて、感じて、自己探求しまくって、統合の旅を今も続けている。

私も含め皆さん、しばらくは統合中だろうな〜。
それを感じると、いつでも又あの仲間とつながる事ができる。

最後の夜は、手巻き寿司パーティーで旅をしみじみ味わった。

また、皆さんに会いたい❤️  また、リトリート開催したい❤️

ホロトロピック最高❗️ ブレスワーク最高❗️ 意識の旅最高❗️

生きとし生ける物、ありとしあらゆるもの万歳🎉

*・゜゚・*:..:*・''・*:..:*・゜゚・*全てに感謝*・゜゚・*.:*・''・*:.:*・゜゚・*

BIG LOVE.

 MAYO TOMEK KAORI KOKO TAMA 参加者方々 開催やプロモーションにご協力くださった皆さんに心より感謝申し上げます。

愛を込めて HIROMI