子宮の中の世界~ブレスワーク&Rebirth誘導瞑想~
Jun 20, 2022あなたのお誕生日はいつですか?
あなたのお誕生日はあなたが、お母さんの子宮から生まれ、呼吸を始めた日。
私たちの命がどこからきたのか、宗教的な話でもスピリチュアルな話でもなく、今地球上に存在する私たち哺乳類は、お母さんの子宮を通らずに生まれてきた命は一つもありません。
私も、あなたも、かつて母の体内ある、子宮のなかで、あたたかい羊水の海の中で、いのちの一番最初の数か月を過ごしていたのです。
そこにはきっと過去も、未来もない。
ただこの瞬間
今しかない世界。
母の鼓動、調音、くぐもった話し声、外の世界の音。
手を伸ばせば、子宮の柔らかい壁を感じる。
子宮の中の世界を思い描くとき、私はいつも少しめまいがします。
服を着る必要もなく、何かを食べる必要もない。
呼吸すら必要がない世界に私たちはいたのです。
自分の命をつなぐのは、お母さんとあなたをつなぐへその緒。
完全な調和、完全な平和の世界。
あなたの誕生日は、その完全な調和の世界から、あなたがこの世界へ生まれ、産声を上げた日。
あなたの力で肺を広げ、呼吸を始めた日です。
助産師として働いている中で、産声は、赤ちゃんの宣言だと考えるようになりました。
この世界で生きたい、生きるんだ、という宣言。
この文章を読んでいるということは、「あなた」も、力強くあなたの「生」を宣言したときがあったのだと思います。
私にとっては、42年前の6月25日。
母の子宮から陣痛の波にのって、産道を通り、産声を上げました。
生れたばかりの青白い身体は、力強い産声によって、体中に酸素を取り込み、ピンクに染まっていったことでしょう。
母は、私が生まれたときの話をする時、助産師が「かわいいピンクちゃんよ」と胸にのせてくれた、と繰り返し伝えてくれました。
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生れたばかりの新生児は、2時間ほど、覚醒していることがほとんどです。
生れた直後の新生児が、世界を確かめる様に目を開いている美しさは、この世とあの世の境目にいるような、神々しさ、神聖さがあります。
瞳の深遠さ。
存在の美しさ。
新生児はかつて新生児であった、私のいのちの神聖さを思い出させてくれます。
私のいのちの神聖さ、あなたのいのちの神聖さ。
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今日本で自死を選ぶ命は、年間に2万人以上だそうです。
様々な理由があるでしょう。
わたしにも、あなたにも、生きるのが苦しくなる、生きることをあきらめたくなる日がくるかもしれません。
けれど私たちの命は、ただそれだけで、「愛」そのものなのだと信じたいと思います。
本当に、心から声を上げたい。
わたしたちの命は、ほんとうに美しく、純粋で、存在だけですべてを溶かしていたのだと。
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私の誕生日のこの日、私はもう一度、「生まれる」を体験したいと思います。
子宮の中の世界に戻り、もう一度生まれるRebirth誘導瞑想を開催します。
ブレスワークでしっかりと呼吸をまわし、思考を手離したあと、ただただやわらかく漂うような感覚の中で、イメージの世界に入っていきましょう。
時間と空間に余裕をもってお越しください。
来てくださった方の出生を心を込めてホールドさせていただくためにも、少人数での開催とさせていただきます。
場所
オンラインzoom開催
時間
9月3日(土)10時から12:30分まで
(時間に余裕をもってお越しください。)
準備するもの
・イヤホン、
・アイマスク(あれば)
・肌触りのいいブランケット
・あれば母子手帳、赤ちゃんの頃の写真など
・クレヨン、画用紙、ジャーナルなど体験を書き留めるもの。
どなたでもご参加下さい。
当セッションは妊婦さんもご参加いただけます。
妊娠されている方は別途注意点もございますので、事前にご連絡下さいませ。
あなたにお会いできることを心より楽しみにしております。
お申し込みはこちらからどうぞ
助産師もりたもえ