~私が私に還る旅~ ブレスワーク

もりたもえ セッションについて セッションの予定 横浜ブレスワーク Apr 15, 2023

ブレスワークガイド、助産師のもりたもえです。

 先日横浜ブレスワークセッションにご参加いただいた方のご感想をシェアさせていただきますね。

とても興味深い内容でしたので、ほぼ原文のまま掲載させていただきます。

私はよく、ブレスワークについて、「潜在意識の海を手漕ぎボートで旅する」と表現します。

その表現のままに、1時間の呼吸の中で彼女の意識を深く深く旅されていました。

 

是非ご覧くださいませ。

 

 

壮大な音楽と共に、もえさんの力強い声で呼吸のガイドがスタート。

 

ジャングルの中をズンズン進んでいくようなディズニーランドのジャングルクルーズで流れていそうな雰囲気の音楽が流れる。 

 

「さあ、旅に出るぞ~!」という、とてもワクワクした気持ち。 

最初は大きく吸って吐いての呼吸を繰り返す。 

 

手漕ぎボートを自分の吸って吐いてのタイミングに合わせてオールを前後に漕いでいるイメージ。ゆっくりと進みだす。 

 

大きいリズムの呼吸からだんだん細かい呼吸へと移る。一生懸命漕いでいるイメージ。 

吸って止めて、一気に吐いて止めて、、、の呼吸を繰り返す。 

止めているときはすごく苦しい。 

「あとでいくらでも休めるから今は苦しいけど頑張って」みたいなことをもえさんが言っていた。なるほど、確かにそうだ。 

止めてるときは苦しいけど、一気に吐き出すとき一緒に声も出すととても気持ちいい。 

みんなの同じように吐き出す声が聞こえて安心する。繋がっている感覚がある。一人じゃないんだ。 

肩から指先まですごく痺れていて、身体の感覚が不確かになっている。 

そしてとても冷たい。 

寒いとは違う、腕がなくなってしまったような感覚を失った冷たさがある。 

ずっとビリビリという感覚だけが身体という概念を定義している。 

このビリビリはきっと生き物としての振動なんだと気づく。 

見えないけど、絶えず自分もみんなも振動をしている。 

普段感じることが出来ないけど、自分の振動を強く感じた瞬間だった。 

 

ふと気が付くと、もえさんのガイドの声が聞こえなくなっていたことに気が付く。 

 

 

その頃にはボートはかなり遠くまで来ていて、プカプカと浮いていた。 

2人乗ってやっとのサイズのボートがウユニ塩湖のような湖に静かに浮かんでいた。目の前には、「私」が座っていた。 

まずハグをしてくれた。身体と身体がピタッと重なり合い混ざり合う。「あ、これが統合か」と思った。やっと出会えた感覚がある。 

「自分を許したいって言ってるけど、もうとっくに許してるよ。」 

まずこれを言われた。 

今回の参加意図は、「過去の自分を許したい、許せないことすら許したい」だったんだけど、すぐに答えが出てしまった。笑 

「私」はとてもあっけらかんとして言っていた。 

きっと許さないことに執着していたと思う。 

許さないことで現実を生きる自分を保っていたと。でもそれすらも手放していいんだと教えてくれた。 

この言葉で一気に涙が溢れて、そこからはずっと涙は流れ続けて、昂ったり少し落ち着いたりを繰り返していたと思う。 

言葉として伝わってくることもあるけど、イメージというか感覚として伝わってくることも多くて全部は思い出せないけど、色んなことを教えてもらった。 

「これからはない、今しかないよ。」 

「もっと相手の目を見たほうがいいよ。」 

「内側からハグしてあげるんだよ。」 

「今お腹空いてるよね、肉体があるって素晴らしいことだよ。」 

そこから2人で景色をぼーっと眺めたり、鳥になって飛んでみたりしてあったかい空間に存在していた。 

 

それからひとつ「私」にお願いをしてみた。 

 

あの人に会わせて欲しいと。 

 

そうしたら目の前にいた「私」消えて、その人が現れた。顔はぼんやりなんだけど、はっきりその人だと分かる感覚。 

「ちゃんとお別れ出来なくてごめんね。」って言ったら、その人が「それは別にいいんだ。ただずっと心配だっただけ。」 

「今までありがとう。」ってハグしたら消えていってしまった。とても短い時だったけどすごく幸せだったし、お別れが言えてスッキリした。 

 

「これで大丈夫でしょ?」って目の前に戻ってきた「私」に言われて、「うん。大丈夫だね。」って言った。 

 

 

 

  

  

  

  

  
 
 
 
 
 
 

  そこから場面が変わって、うっすらとした紫と白いベールに包まれたあたたかい広い空間にいた。

そこには、おっきなオレンジ黄赤が混ざったとても神々しくあったかい球体のエネルギーが浮かんでいて、その前に座っていた。  

 

周りには黄色とオレンジの小さい球体がたくさんふわふわしていた。 

 

そこには「私」はいなくて、私だけがそのエネルギーのほうを向いてあぐらの姿勢で座っていた。

 

「私」の声だけが聞こえる。 

「ここに来れたのはとてもラッキーだったんだ。ここでずっと瞑想してるんだよ。瞑想をしたらいつでも会えるよ。あなたはとても地球では辛いと思う。でも「私」がたくさん経験したくてここにいるの。ごめんね。」と。 

 

この部屋は地球へ行くことの許された魂が集まる場所なんだと思った。 

ここで瞑想をしながら、地球での肉体の私を動かしているんだな。 

 

好奇心を抑えられなくて、今まで後先考えず色々な行動をしてきて、それで失敗したり辛い思いをしたりしてそんな自分を責めてしまうことも多いけど、本来の「私」の望みなのか。それなら仕方ないか〜。と納得がいく。 

 

家族はいるの?と聞くと、「家族ってゆうのはない。みんなひとつみんな家族。」 

その時、今日一緒に呼吸してる仲間も家族なんだって思った。 

 

 

しばらくゆったり呼吸しながら、瞑想部屋に座っていた。おっきなエネルギー体からはとても気持ちのいいエネルギーのシャワーが降り注いでいた。

これが創造主といわれる存在なのかな?と思ったけど、それは特に聞かなかった。

ただ座っているだけでとてもきもちよく幸せだった。 

 

 

 

  

  

  

  

  
 
 
 
 
 
 

 しばらくしたらもえさんの声が聞こえてきて、たんだんと現実に戻る準備をする。

戻ってくる瞬間は思ったよりも早く、すーっと肉体を感じることが出来た。さっきまでビリビリして冷たい感覚が少し和らいでいて、力の抜けたリラックスした身体に意識を向ける。 

最後に流れる曲には歌詞が付いていて、ぼんやりだけど「I LOVE YOU」って言葉が最後に聞こえた気がして、「うわぁ〜、愛って最高だ。今この瞬間に愛が溢れているなぁ。」と思った。今日の最高な旅に感謝した。 

 

 

 

今までカウンセリングやヒプノセラピーをやってもらったり、自分で瞑想したり色々と試してみたけど「私」との統合はなかなか体験できなかった。 

ヒプノセラピーをしてもらったときに、ハイヤーセルフと会話する体験をしたんだけど、今回はそれのさらに濃い体験をしたと思う。 

今まで感じることのなかった安心感を得た。 

 

なぜここにいるのか、なぜ自分が存在しているのか分かる感覚を得た。ずっと心の中にぽっかり空いていた空間がしっかり埋まった感覚。 

まさか呼吸だけでこんな感覚に出会えるとは思わなかったから、正直全部自分の妄想なんじゃないかと思えてくる。笑 

でも正解も真実も自分の中にしかないから、これが私のブレスワークでの真実。

私の世界観なんだ。

最大の味方は自分自身だと、再確認することが出来た。

寂しくはない、「私」がいつもそばにいる。 

呼吸をし続ける限り、寄り添い支え合える存在に再会出来た。 

今までもこれからもありがとう。よろしくね。

 

ブレスワークを続ける過程は、本来の私、本質の私につながり、この世界で生きる力を取り戻していくことでもあるように感じます

 

自分自身とのつながりをとりもどすこと。

世界とのつながりを思い出すこと。

 

 

呼吸し終えたあとに感じるのは、すべてが調和して、世界に溶け込んでいるような安心感。

 

魂だけになったような、良いも悪いもない、無防備な軽さ。

 

私が信じているブレスワークには、そんな力があると思っています。

 

 

生れたその日から、息を引き取るその日まで、1日も休むことなく続ける呼吸。

 多くの方と深めることができますように。

 

セッションの予定を見る!